Nov 15th, 2016

PreScan Version7.6.0 リリース!



本リリースの新機能 及び 機能向上をご案内いたします。

1. PBCamera pluginのv0.9.8がリリースされました
これにより、新たな機能が追加され、以下のことが可能となりました。
1) 水たまりでの反射による映り込みや水面での波打ちの現象(visual ripple effect)を模擬で きるようになりました。
2) 材質差による反射の違いを表現するための新たな反射モデル(再帰性反射)が利用できるよ うになりました。
3) オブジェクトのパーツ毎に見た目の質感(プラスチックやメタリック等)や色(RGB)を選択できるようになりました(注1)。
4) Lightingが改良され、計算のパフォーマンスやクオリティが改善されました。
これにより、光源の限界設定数が120個まで拡張され、車両や街灯などのSpectral Power Definition(SPD)をSimulink上で選択できるようになりました(注2)。
5) 直接照明(Sun intensity)や間接照明(Ambient intensity)の効果をSimulink上でコントロールすることができるようになりました。
例えば、Sun intensityを減らすと曇り空を模擬することができ、Ambient intensityを減らすと影とのコントラストを増加させることができるようになりました。
6) 複数のSPDやLEDで点灯するMatrix signが利用できるようになりました。
7) テストオートメーションの機能が利用できるようになりました。
これにより、"location", "material assignment", "lighting properties"がBuildすることなくSimulink上で直接変更できるようになりました。
詳細については、PreScan GUIのメニューバー Help-> Plugin Help Topics-> PBCameraPlugin-> Release Notesをご参照ください。

2. V2X Pluginのv2.0.0がリリースされました
これにより、新たな機能が追加され、以下のことが可能となりました。
1) "Effctive Range"や"Statistical"に加えて、新たに"Physics Based"という通信モデルが利用できるようになりました。
2) 4種類のメッセージタイプ(BSM、CAM、DENM、generic)を選択できるようになりました。
3) 2)のそれぞれのメッセージは、オプション選択によって調整できるようになりました。
4) 異なるメッセージタイプが同じシナリオ内で使用できるようになりました。
詳細については、PreScan GUIのメニューバー Help-> Plugin Help Topics-> V2X Plugin-> Release Notesをご参照ください。

3. Vissim traffic simulation pluginが新たに追加されました
これにより、PreScanにPTV Vissim Softwareで作成した道路環境を取り込む事ができるようになりました。
詳細については、PreScan GUIのメニューバー Help-> Plugin Help Topics-> Vissim Plugin-> Introductionをご参照ください。

4. OCS(Object Camera Sensor)でPC内並列計算処理(注3)することができるようになりました
これにより、一つのPC内にある複数のGPU(注4)を使用することができるようになりました。

5.道路設定で坂道+カーブ+バンクの同時設定が可能となりました
これにより、螺旋状の道路セグメントの作成が可能となり、立体駐車場などの道路環境をきちんと作成することができるようになりました。

6.様々な歩行者モデルや車両モデル(レクサスモデル、プリウスモデル、DAFトラックモデル、Volvoトラックモデル)が追加されました

(注1) PBCameraからの出力結果が変化するだけでオブジェクト自体の特性が変更されるわけではありません。
また、オブジェクトの種類によってはパーツ毎に色を変更できない場合があります。
(注2) 光源の限界設定数は、グラフィックボードのスペックにも依存しますのでご注意ください。
(注3) カメラ関連のセンサは、ネットワークを介した複数のPCによるネットワーク並列計算処理に対応していません。
TIS, Lidar, Radar, Ultrasonic Sensorは、ネットワーク並列計算処理に対応しています。
対応センサ種類 ネットワーク並列計算 PC内並列計算 
カメラ関連センサ Camera Sensor
Fisheye Camera Sensor
Depth Camera Sensor
Object Camera Sensor
× ○ 
TIS
Lidar
Radar
Ultrasonic Sensor 

(注4) AMD/ATI及びNvidia QuadroにてPC内並列計算処理が可能。GeForceは、PC内並列計算処理ができません。
ネットワーク並列計算処理については、AMD/ATI及びNvidia Quadro, GeForceでご利用いただけます。
対応GPU  ネットワーク並列計算 PC内並列計算 
AMD(ATI)  ○  ○ 
 NVIDIA  Quadro  ○  ○ 
GeForce  ○  × 



New Demos

・Demo_V2XPhysics_RoadWorks
・Demo_V2XStats_Intersection_1
・LCAS scenario suite

 

Licensing

・PBCamera pluginやV2X pluginなどのplugin機能は、別途ライセンスが必要です。
それらの機能を必要とされる場合は、弊社の営業担当にお問い合わせください。
・Vissimを使用する場合は、別途Vissimのライセンスが必要となります。



◇ ネットワーク並列計算処理に使用するPCには、PreScanをインストールする必要がありますが、PreScanのライセンスは不要です。
◇ Matlabとのバージョン対応表がRelease Notesから削除されました。参照される場合はInstallation Guideをご覧下さい。
◇ PreScan V7.6.0では、 Matlab 2010bからMatlab 2015 a/bがサポート対象となっております。
◇ Legacy Bounding Rectangle Sensorは、なくなりました。過去のバージョンでこのセンサを使用したモデルをVer7.6.0で開くと、Bounding Rectangle Sensorに自動で変換されます。
◇ PreScan V7.6.0では、3rd Partyの車両モデルとの連携の際に、シミュレーションパフォーマンスの向上のために一時的に路面摩擦係数が扱えなくなりますが、来年のリリースバージョンで別途組み込む予定となっております。




◆ バージョンアップの際の注意点
バージョンアップをする際には、必ず古いバージョンのバックアップファイルを作成してください。
ファイルをバージョンアップさせると、古いバージョンのファイルは新しいバージョンのファイルに置き換わり、旧バージョンでは開けなくなりますのでご注意ください。

詳細はRelease Notesをご参照ください。

 

ダウンロードサイト:
http://www.tassinternational.com/user/login

ダウンロードには、ユーザー名、パスワード(ライセンスファイルの最下段に記載)が必要となります。
ご不明な場合は下記へお問い合わせください。


お問い合わせ:

TASS International株式会社
Tel: 045-473-7955 Fax: 045-473-7959
info.jp@tassinternational.com

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